2007年10月18日木曜日

夏の水車。

↑クックするとmovie

時間 2007年6月16日午後2時
場所 館岩前沢曲家集落水車小屋
撮影 倉持正美


↓南会津町舘岩観光協会ウエブぺーじから引用
http://kankou.tateiwa.org/tateiwa040.htm

会津は大変雪深いところです。人々は雪国で暮らす工夫を重ねてきました。曲家(まがりや)と呼ばれるL字型の民家には、雪国で暮らす工夫が隠されています。間取りを見て下さい。土間が道路の方に長くつき出しています。かつては農業に馬が欠かせませんでした。雪深い冬、馬を外のうまやにつないでおくのはあまりにも忍びないではありませんか。住まいの中にうまやが設けられるようになりました。うまやをつくればどうしても、土間が大きくなります。土間から出入りするとき、道路まで離れていると雪かきが大変な重荷になります。せっかく雪かきをしたのに、一晩で1mも積もることもあります。少しでも雪かきを楽にしようと土間を道路に少しでも近づける工夫が生まれました。その結果住まいがL字型をした間取りに発展したのです。前沢をはじめ舘岩村はl、雪国で馬とともに暮らす工夫を取り入れた、数多くの曲家がつくられました。その後も住みにくいところを少しずつ改良しながら、曲家を今に伝えています。各地の雪国でも曲家が作られましたが、次々と消滅しています。そのため前沢の曲家は歴史文化遺産としても貴重になってきました。村では昭和60年に環境美化条例を制定して曲家集落の保存にのりだすとともに、曲家資料館を移築公開してし来訪者のもてなしを図っています。

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