2010年10月2日土曜日

音響構成についての2つのヒント10.2夜

武田さん

音響は、街のざわめき、野の風音、川の流れ、
走行音、人声、潮騒、汽笛、霧笛、鳥の鳴き声…
などの自然音による5.1surroundとし、
1つのmovieは基本的に3分前後/缶ビール1本分とする。

と書いた件ですが、さっきツイッターを見ていて
⤵こんなツイートを発見。

JagKameido JagYamamoto

ドイツの教会の鐘と鳥の声が音楽に聞こえる。
今朝の部屋に届いた音楽です 
http://bit.ly/b2QGXm

URLはツイッター投稿用に圧縮しているので念のため展開しておくと
http://dl.dropbox.com/u/503696/メモ.m4a
http://bit.ly/b2QGXmをコピーしてリターンしてもOKです。
なおこの方のツイッターフドレスは
@JagKameido

まったく知らない人だけど、
たまたま今ドイツのケルンに行っているらしい。
たぶんステイしているホテルの

朝のできごとだろうと思います。

いま、聴いてみたのですが、
ぼくがプラン上で考えたことは
たぶんこういう世界かな、とふと思いました。
いいたいことは
「かくあるべきリアルさ」

今日の夕方、たまたま竹芝桟橋に散歩に行き
埠頭に面したベンチに1時間ほど座って
夕暮の港を眺めてきました。













汽笛、海鳥の鳴き声、出航案内、
高速道路の走行音、かすかな波音、
コンテナヤードでの作業音などが
同時にかつ絶妙の遠近感で迫ってきました。
途中、5分間、目を閉じ音だけを聴いてみたけど
これもまた、いい。5分は、あっという間だった。
目を閉じている間に浮かんだイメージは
今までに行ったことのある「竹芝桟橋以外の港」の光景。


横浜だったり、神戸だったり、別府だったり釧路だったり
函館だったり新潟だったり佐渡ヶ島だったり

西表島だったり石垣島だったり
サンフランシスコだったりボラボラだったり

パペーテだったりハワイだったり
ニュージーランドだったり、

油壷だったり、横須賀だったり…
自分のばらばらに記憶されている

「港」という概念が多重合成され
ほんとうに重なりながら暮れなずむ

ピア竹芝に重なっていきました。

DigitalJapanesqueのベーシックプラン

「ニッポン天然色series(仮題)」を
音楽ではなく「ノイズ」で構成したいと考えたけど
今日の2つのできごとで、自分の中で確信が持てました。
想定している3分/1beerなら、

これは絶対あり、だと思います。
この方向で、もろもろ検討をはじめたいので
近いうちに相談に乗ってください。

なお「千年相聞」seriesは
基本的に「音楽」とのバトルとします。
こちらについては、あらためて相談ということで。


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