2009年8月12日水曜日

流星雨



以下↓は国立天文台の期間限定キャンペーンの「流れ星を数えよう」から引用
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090811/index.html#Copyright
「国立天文台では、できるだけ多くの方に夜空を眺める機会を持っていただこうと、夏に活動するペルセウス座流星群を観察対象に、今年で3年目となる「夏の夜、流れ星を数えよう」キャンペーンを行います。ペルセウス座流星群の活動が活発になると思われる8月11日の夜から15日の朝までの4夜の間に15分間以上星空を眺め、結果を報告ページから報告していただこうというものです。
ペルセウス座流星群の流星(2007年8月13日1時14分)↓ 画像提供:吉尾賢治



真夜中過ぎが観察に適していると思われますので、少し大変かもしれませんが、夏休みやお盆休みを利用してゆっくり夜空を眺める機会を持ってみませんか。携帯電話からでも参加できますので、これまで流星を見たことのない方なども、ぜひお気軽にご参加ください。
「曇ってしまった」「流星が見えなかった」なども立派な観察結果ですので、是非報告してください。また、ご家族や友人など何人かで観察をしたときには、なるべく人数分別々にご報告ください。ご報告をいただく項目は、「流星を見た時刻」「流星を見ていた時間」「群流星を区別したかどうか」「都道府県」などです」


以下は「しし座流星群」について
http://www.jplnet.com/leo/leoinfo.htmlから引用


「毎年11月17~18日頃ピークを迎える「しし座流星群」は、ふだんの年でも、ピーク時に1時間当たり約30個の流れ星を見ることが出来ます。そして、33年毎に大出現を繰り返し、まるで雨のように降り注ぐ流れ星の景観を見せることから、史上最も有名な「しし座流星雨」という現象を私達にもたらします。
その記録は、紀元902年までさかのぼることが出来ます。1799年には、ブラジルでフンボルトが眺めている様子が絵に残っていますし、1833年の出現は流星観測史上空前絶後の大出現を見せ、その凄さを伝える多くの図版が残されています。この時は、最も多いときで1時間に20万個の流星が5~6時間にわたって流れ続け、「吹雪の時に舞う雪片のようなながめであった。」といいます。
この出現をきっかけに、科学者は過去の記録を検証し、33年~34年の規則正しい周期で11月に起こったすべての流星雨が同一のものであることを突き止めました。しし座流星雨の存在が確定したのです。
今日では、この流星雨が、33年の周期で公転する「テンペル・タットル彗星」がまき散らしたチリによって起こることが分かっています。前回の出現は、1966年でした。この時は、アメリカやヨーロッパを中心に大出現が観測されました。ピーク時の1分間に流れた流星は2400個、1時間では何と15万個にのぼったと言います。初めての写真撮影が行われましたが、2分足らずの露出を加えた1コマの写真に、20個もの流星が写っていたといいます」


◎イメージ
http://www.jplnet.com/leo/leoinfo.htm
↑11月17~18日しし座流星雨の流星物質の帯に地球が入り込んだ様子を示したものです。流星物質の帯は、地球の軌道面に対して17°の傾きで交差しており、その方向は、地上から見るとしし座の頭の方向になります。(各惑星の大きさは強調してあります)




◎2001のしし座流星群/Wikiより引用
「2001年11月18日から11月19日未明にかけての大出現は北アメリカと東アジア地域で条件が良く、特に日本では大部分の場所で好天に恵まれ、全国的に1時間あたり数百から数千個もの流星雨を観測することができた。北アメリカやハワイでは1767年に放出されたダストトレイルによる活発な出現が日本に数時間先行して見られた。アッシャーらは東アジア地域で1699年と1866年のダストトレイルによる極大がそれぞれ午前2時31分と午前3時19分(いずれも日本時間)にあり、特に3時19分頃には日本で大出現が見られると予測した。アッシャーらはその前数年の大出現を的中させていたため期待が高く、多くの人が大出現を目撃した。実際の極大時刻は3時20分前後とほぼ完璧に予測どおりで、極大時には1時間あたり3000個から4000個の流星が見られた。事前の予測よりも流星が多く出現する時間が長く、日本時間で午前1時から夜明け頃まで5時間近くにわたって、1時間あたり1000個以上の出現が見られた」

◎湯治部的流星群体験記/2001のwebmemoから引用
2001 11/18 17:13 獅子座流星群
今夜は獅子座流星群の夜となる。
細い三日月が出ているが、
星の夜となるだろう。
うまくいけば西表島の流星群以来の
流れ星の大軍を観ることができるかもしれない。


2001 11/19 09:09 流星雨、野辺山で体験。魂を奪われた。
野辺山の先の峠でゲット。18i日夜10 時、野辺山と須賀川の天候を
最終チェック。野辺山の条件が良さそうなので中央高速に向かうが
工事渋滞で都心を抜けるのに一時間かかった。

野辺山に着く寸前から流れ星が肉眼で見え始めた。

1993年に西表島で毎晩数時間眺めたベルセウス流星群もすごかかったが
獅子座流星群には度肝を抜かれた。流星雨という呼び名通り。
文字通り、「星降る」世界に身を置いた。
二時ごろから二時間あまり、氷点下五℃まで下がった峠で
堪能しつくした。ときにアスファルトに横たわりながら
凍えるような寒さも流星の迫力に溶けた。

自然は、あらゆる想像力の境界線をやすやすと越える。

中央道を暁闇から日の出にかけひた走りロケ現場の大森に
集合時間前に着いた。あの流星群を眺めたあとて
仕事に戻るのはいささか切なくもあるが、
快晴。野辺山に比べればすでに十数度も気温は高い。

土曜、日曜と
まことに胸のすく、記憶に残る時間を過ごせた。
これで、十日は、もつだろう。萎えずにしぼまずに
十日はやりきれなくならずに過ごせるはず。
いざとなったら土曜日につないだビデオもある。
あれは今年の強力ビタミン剤。

 

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