2010年10月11日月曜日

やま。E140.42 N39.43 辰子の湖



仙北郡の神成村に
辰子(たつこ)という名の娘が暮らしていた。
辰子は類い希な美しい娘であったが、
その美貌に自ら気付いた日を境に、
いつの日か衰えていくであろう
その若さと美しさを
何とか保ちたいと願うようになる。
辰子はその願いを胸に、
観音菩薩に百夜の願掛けをした。

必死の願いに観音が応え、
山深い泉の在処を辰子に示した。
そのお告げの通り泉の水を辰子は飲んだが、
急に激しい喉の渇きを覚え、
しかもいくら水を飲んでも
渇きは激しくなるばかりであった。
狂奔する辰子の姿は、
いつの間にか竜へと変化していった。
自分の身に起こった報いを悟った辰子は、
泉を広げて湖とし、
そこの主として暮らすようになった。

この湖が田沢湖である
悲しむ辰子の母が、
別れを告げる辰子を想って投げた松明が、
水に入ると魚の姿をとった。
これが田沢湖のクニマスの始まりという。
Wikipedia【三湖伝説】より





辰子伝説について、webをちどると田沢湖の宿のHPに女将が
かなり詳しく解説しているページがあったので興味がある方は↓


0 件のコメント: