2010年11月10日水曜日

ひとは、どんな瞬間に家にかえりたくなるのか

2010.11.10湯治ML02427

ところで今日、3Dテスト撮影をしていたものは
2Dとしてもつかえるよな?
いい夕焼けだったね、2日続けて。

撮ってます、とおれに自慢するためだけに
メールと写真をくれたワケではないよね(*⌒O⌒*)

ここまでは、撮影部長岡さんへ
以下は、みなさまへ

みんな、夕日タイム、家路タイムの撮影は
冬はなぁ…と不安がるけど

ほんとうに「ひとが家にかえりたくなる」のは
木枯らしが吹いたり、足もとで落ち葉が風に舞ったり
襟元を合わせ首筋をなぜる北風から身を守ろうとしたり
そういう季節がいちばんなんだよね。
どんな家でどんな時間が待ち受けていようと
ぽつりぽつりと灯りはじめた街明かりや
家々の明かりを目のはしにとらえる数が増えるたびに
「あぁ、家にかえろう」と吹き出しが浮かぶんだと思う。

冬は、日が暮れるのが早い。
街の明かりも家の明かりも
そのぶんだけ早く灯る。
空気は乾き、濁りなく
低いあたたかみのある光線が
さむいこごえる世界をほんのり染める。
だから、冬。

夏なんて
7時をすぎて明かりが灯り出すと
よし、どっかに寄っていこう…
ってなってしまう。
春も秋もまたおなじ。
そぞろ歩きが恋しくなる。

だから、冬。

12月上旬から中旬にかけ
どんな「家路タイム」をゲットできるか。
それが、おれのこの晩秋の最大の課題。

いま、少しでも可能性のある

「家路タイム」を手に入れるために
いっしょうけんめい想像をめぐらせているので
どんなヒントでも欲しいのだ。

思い描いているのは「動詞」的世界。
動詞でくくれる3つ、あるいは4つの
典型的な「家路タイム」。
動詞でくくるということは
老若男女、国籍不問で
思い描ける「家路タイム」であります。

ニッポンで
オーストラリアで
アメリカで
ロシアで
中国で…

誰がいつどこで目にしても
「あ、家にかえろう」
そうぽつんとつぶやきたくなる情景。




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