2週間あまりHDVを理由に、素材の整理に没入。
なぜいまさらと思いながら、昼夜を完全に逆転させながら
連日、夜明けまであそび続けていた。
新しく切り直したプロックイメージ43タイトルと
性懲りもなくトライした2009年étudeが6タイトル
計49タイトルを切り直す。
すべてYouTubeにアップ。
このあたりでいいかとやめたのが未明。
ゆっくりと水風呂につかり一服。
なんとなく眠れないままに2時間経過。
夜明け前にもかかわらず蝉の鳴き声。
焦ってるんだな、と思ったところで、電源をON。
2002年。史上最速の春爛漫となった
あの年の桜素材を開いていた。
それから3時間。3分弱のétudeをつなぐ。
[天然の日本/色]からエピローグの永畑さんのピアノを当てた。
ため息が出るような出来栄えとなった。
紅いぼんぼりに照らされた闇の桜が
HDVでつなげたことであざやかに甦っていた。
福島さんの春の歌を二首、頭と終わりに入れてみる。
パーフェクト。
digitalJapanesqueといいながら
何をもって突破口とすればいいのか
何年もの間、迷ってきたが
これなら踏み出せる。
そういう世界にたどりつけた。
八月六日午前9時。
快哉である。
読みづらいでしょうから使った歌をコピーしておきます…
「しなやかな華奢なあなたのくちびるもゆびにもふれぬ桜降りけり」
なお、冒頭には以下の歌…
「春の夜は寂しき極みわがむねの闇のピアノが鳴りいづるとも」
以下は撮影当日のwebmemo
2002 03/24 11:41
桜の撮影は千鳥ケ淵と上野で
花冷えから一転。春うらら。
が、
この身は六本木の地下スタジオ、
新しいスタイルを模索しながら、
現時点ではすべ順調に推移。
今日は夕方から中抜けし、千鳥ケ淵と上野公園で夕桜を撮る予定。
千鳥ケ淵では、薄暮の桜。
上野で赤いぼんぼりとの対比。
このふたつがデジタルHD-F900でどうおさめられるか。
狂い咲いた新世紀首都の桜をどう残せるのか。そのあたり。
4時に撮影部と合流。
それまではウィズ・ダインの色遊びに集中である。
気分は上々。
0 件のコメント:
コメントを投稿