2009年8月26日水曜日

外に出たら、星。今夜は「太陰太陽暦」(旧暦)の七夕



ニュース 速報 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

今月26日は「太陰太陽暦」(旧暦)の七夕に当たることから、各地の天文台などで星空の観察会やイベントが開催される。旧暦の七夕の日に合わせ、夜空を眺めてみてはどうだろう。
月の満ち欠けをもとにした太陰暦に、太陽の動きを加味してつくられた太陰太陽暦では、今年は8月26日が七夕にあたる。太陽暦の7月7日は梅雨のさなかで星空の観察が難しいことなどから、国立天文台(東京都三鷹市)では、太陰太陽暦による「伝統的七夕」の日の星空観察を呼びかけている。
群馬県高山村の県立ぐんま天文台では「伝統的七夕」の観望会を初めて実施する。午後7時半、8時15分、9時の3回、天文台職員の解説で天の川などの星空観察を行う。「『天の川を見てみたい』『七夕のイベントをしてほしい』といった要望が寄せられていた。観察には現在の暦より、旧暦の七夕の方が観察しやすいので実施を決めた」という。入館料300円。
東京都江東区のガスの科学館でも8月26日に、親子向けのイベント「もうひとつの七夕を楽しむ」を初めて開催する。願い事を書いたり、七夕人形を作ったりするほか、屋上での観望会も行う。参加無料。先着40人。
沖縄県の石垣島では伝統的七夕の日を前に、8月19~23日に「南の島の星まつり」を実施する。22日には大規模な観望会を行う。星空が見えやすくなるよう、同日午後8時半~9時半は島内の商業施設や家庭に消灯を呼びかける。
天の川は、大都市で見るのは難しいが、天候に恵まれれば各地で観測できるという。

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