From: 益子自宅
Date: Thu, 25 Nov 2010 01:47:23
To: 湯治部07
Subject: 撮影スタッフ諸君。では、行くぜ
ハローグッド・バイ番外篇11 .25
http://www.youtube.com/watch?v=JJmqdSNn3SI
撮影チームのみなさん
小雪。
いよいよ冬の撮影がスタートします。
兵庫、北陸、東北でのロケとは別に、
お話していた「灯ともしごろ」
つまり「あっ、家にかえりたい」とモノゴコロがつく
誰の人生にもあるスィートタイムの
撮影にとりかかることになります。
湯治部は、発足?いらい
「夕ぐれ」を気まぐれに撮ってきましたが
その集大成ともいえる冬の夕暮れに、挑みます。
いくつかの夕暮れシーンは
みなさんと撮ってきた素材を使いますが
ここ数週間の、冬ならではの凛とした空気にみちた
胸の底まで染み入るような夕景シーンを
どれだけ手に入れられるか、昂ぶっています。
どこで何をどう撮るか
どんなシーンがぼくたちの胸に
「あっ、帰りたい」というコトバを
呼び起こすことになるのか
27日の亀山湖ロケの湖上のボートで
暮れていく秋を惜しみつつ策を練りたい。
酷寒の一日となるでしょうから
せめて今のうちに暖をとってもらいたく
ハロー、グッド・バイシリーズの番外篇をつくりました。
たぶん、帰りたいと思う、その場所は
栗駒村の詩人佐々木洋一がうたう
「未来ササヤンカ村」に、あるはず。
佐々木が描く、ポッポイの汽車に乗って行った
その先にある「家」。
このあいだから仮あてしてきた手嶌葵の
「家族の風景byサリーガーデン」が聴こえてくる、
その場所。
そこに帰っていくための、道しるべとなるはずの夕暮れ。
どう、こころおどるでしょ?
いよいよ、いくよ。
いっきに、攻めるよ。
あざやかな端緒を切るために
あえて最初の撮影を
冬の湖上の終日スタンバイとします。
たまびえから、はじめたい(笑)。
で、景気づけのホットワインをご提供。
摂氏40℃近い夏の、わきあがる夏雲と
日本の原風景のようなやさしくおだやかな夕暮れ。
若草山の、あの、夕の時間に
佐々木洋一の未来ササヤンカ村をあててみた。
手もとのボジョレーヌーボーをやりながら
明日と明後日の二日間、
こころと身体をあたため、そして
おもうぞんぷん昂ぶらせておいていただきたい。
では27日土曜日朝6時30分
東京駅オアゾ前のいつもの場所で再見。
2010.11.25 未明 T.M
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