2011年7月31日日曜日

「窓の外のブレア島」1924 エピソード5プロローグのきっかけ


Window with View on the Island Bréhat, c.1924

「窓の外のブレア島」

1924年のシャガール
この一枚の窓辺の絵がエピソード5
プロローグ60秒のきっかけ
2011.7.31



なお同じ時期に描かれた窓に
「窓辺のイダ」がある。






窓について ウィキペディアより

ヒト(ホモ・サピエンス)はアフリカの草原で発生したという説が有力で、当時は木や草を利用した簡単なシェルターで雨風をしのぎ、窓に相当するものは存在しなかったと考えられる。その後、道具や技術の発展で住居が発達し、窓が作られるようになった。のブロックを積み上げたり、土を練って塗り固めた壁に開けられた穴は、当初は完全な穴だった。後に開口を外側が狭く、内側が広くすることで厚い壁でも幾らかでも多く採光しようとした工夫が、文化圏の別なく見られる。
後に窓に窓枠をはめ、四角い窓に四角いで蓋が出来るようにしたものが登場したと考えられるが、これは文化圏にもよって、跳ね上げ式の蓋や観音開きの蓋、あるいは鎧戸のように複数の板を組み合わせ外気を通すよう工夫されたものや、透かし窓が開いているもの、ガラスなど透明素材を組み込んだものなど多様化、後に金属加工技術の発達にも伴い、様々な様式が発達したと考えられる。

日本では竪穴式住居の時代には天井部に採光用と排煙用の開口部が見られたが、これには庇が設けられ、雨は吹き込まないようになっていた。その後日本家屋の技術が発達して障子のようなを使った採光用の窓が長らく利用されていたと考えられる。この障子は開け放つことで換気の用も足し、また梅雨など湿度が高い季節でも建物の広い開口部にもより、晴れ間には開放して換気させ易い様式が発達したと考えられる。
後の洋風建築が導入されるようになった文明開化当初から昭和中期ごろまでは、様式の窓は窓枠やガラス板を支える枠組みは木製のものがほとんどだったが、工業の近代化にも伴っての窓枠が、更にはアルミを中心とした金属製(サッシ)が多くなっている。
現代的(先進国における)な窓プライバシー対策としては、建築物の窓には型ガラスやフィルムが用いられ、自動車の窓にはスモークフィルムなどが貼られる場合がある。ガラスは強い衝撃を受けると割れてしまう素材でもあるため、防犯のために合成樹脂のフィルムを接着した防犯ガラスや、火災の熱による変形を抑えるために金属線を挿入したラス入りガラスのような機能性ガラスも利用されている。
近年では地球温暖化などを背景に省エネ目的で、照明代替としての採光機能を高めるため、開口部(窓)の面積が大きくなる傾向がある。ここで開口部でロスしがちなエネルギーは、断熱機能の高い複層ガラスエコガラスでロスをセーブされ、エアコン負荷の少ない快適で明るい居住空間の形成がなされる。



    カメラはクローズアップで、

    この窓辺をゆっくりと
    時をさかのぼっていくように
    左から右へ60秒かけて、移動していく。 










0 件のコメント: