2011年8月1日月曜日

二つの小学校


http://www.koganet.ne.jp/~koga1e/
「樹齢100年を越える木々に包まれ、学習に取り組む子供達。
本校児童は、明るく元気、そして上品である。
「一小のイメージカラーは何色?」と尋ねると、多くの児童は「緑」と答える。

丘の上には、低学年校舎が楠の大木に守られてたたずみ、中段には、高学年校舎が、
春の桜の花びらや秋の金木犀の香りに包み込まれ、優しく建っている。 
朝、赤門から元気な声と共に子供たちが姿を現す。
その声を聞いて、動物小屋のヤギの鳴き声が響きあう。

業間や昼休みには、起伏豊かな丘を汗びっしょりになって駆け回り、
夕暮れ、また子供達は赤門から友達と語り合いながら家路に急ぐ。

100年以上繰り返されてきた光景である。
敷地の北側は、江戸時代、武家屋敷であり、
有名な古河藩家老鷹見泉石が生まれた屋敷もあった。
東側は肴通りと称する道があり、蔵造りの商店街が並んでいる。
生活科や社会科の学習では、子供たちが目を輝かし、歴史を学びながら、
地元の名産を知ることができる。

その一つ猿島茶に関しては、お茶給食として、
近所の製茶店ご夫妻に手ほどき受けている。
自校給食の献立にも、お茶の新芽を入れたかき揚げがあり、おいしくいただいている。

江戸時代、校庭にあたる所はお堀で、その真ん中を東西に伸びる道があった。
徳川将軍の社参の際は、将軍行列が通り過ぎたと言われている。
全国に小学校は多けれど、敷地内を将軍の大行列が通った所は珍しかろう。」




http://www.town.miyashiro.saitama.jp/WWW/gakkou.nsf/01KASAHARA?OpenFrameSet
◆子どもの楽園「竜宮城」
 埼玉県宮代町の「東武動物公園」東ゲートのすぐそばに2階建ての建物がある。看板を見落とすと、動物公園の施設の一部と間違えそうだ。
 ここは町立笠原小学校。瓦屋根に薄れんが色のコンクリートの壁。中国風のような趣の校舎を子どもたちは「竜宮城」と呼ぶ。山小屋が並ぶリゾート施設のような棟もある。
 校舎ができたのは開校翌年の1982年。「象設計集団」(東京)の建築家・富田玲子さん(72)は、幾棟もある大きな農家や、何軒かの農 村集落の雰囲気を作り出そうと考えた。「学校は街」「教室は住まい」「学校は思い出」がキーワードだった。「一日の大半を過ごす学校を、楽しく気持ちの良 い場所にしたい。じっとしていないで走り回ってほしい」と設計した。
 子どもたちにとって心地良い場所があちこちにある。風と光を取り入れた自由な空間にしようと、廊下は吹き抜け。廊下の天井には星座が描かれ、教室に数人でおしゃべりできる小空間もある。
 当時の教師から「裸足で過ごせるようにしたい」と提案があり、2階の教室からでも外へ飛び出せるように昇降口を増やした。靴を履いても良 い冬季を除き、子どもたちは登校すると、靴も靴下も脱いで授業を受ける。休み時間には裸足のまま飛び出し、芝生の中庭を走り回る。開校30年を経て成長し たスダジイは「木登りの木」だ。
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000681101170001



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