2011年8月12日金曜日

十三夜的ソリューション


さっきクリエで渡辺が思いついた

「ひなた涼子とこばやし小夜子姉妹が
スクリーンに集中している両親の横顔を目にし
ほほ笑みあう…」

この1カットでエピローグの締まりが出たね。
観客(住民たち)の顔のアップ1カットではなく
1.思い出の大スクリーンに見入る両親
2.その二人を盗み見てほころぶ姉妹
3.七年前の子ども時代の自分たちに見入る

二人姉妹の子どもたち

「星空映画会」の大団円カットを
クローズアップするための黄金の隠し味、だな。
おれは五月の初めから考えていたのに
思いつけずに、ずっと悩んでたけど。



十三夜の満塁ホームランかもな。
これなら一倉さんのコピーも、
ひときわ際立つよ。




「まだまだあなたたちの
世話にはならないよ」と、
母は元気に笑うけど。

子は親を離れ、子は親になり、
そして、子は親を思う。

家族はつづく。








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