2011年8月10日水曜日

エピソード2,7,8 参考ロケハン8.6


古河第一小学校







樹齢100年を越える木々に包まれ、学習に取り組む子供達。本校児童は、明るく元気、そして上品である。「一小のイメージカラーは何色?」と尋ねると、多くの児童は「緑」と答える。
丘の上には、低学年校舎が楠の大木に守られてたたずみ、中段には、高学年校舎が、春の桜の花びらや秋の金木犀の香りに包み込まれ、優しく建っている。 
朝、赤門から元気な声と共に子供たちが姿を現す。
その声を聞いて、動物小屋のヤギの鳴き声が響きあう。業間や昼休みには、起伏豊かな丘を汗びっしょりになって駆け回り、夕暮れ、また子供達は赤門から友達と語り合いながら家路に急ぐ。

100年以上繰り返されてきた光景である。

敷地の北側は、江戸時代、武家屋敷であり、有名な古河藩家老鷹見泉石が生まれた屋敷もあった。
東側は肴通りと称する道があり、蔵造りの商店街が並んでいる。



このレンガは隣町の野木町にあったレンガ工場で生産された。
東京駅の赤煉瓦も同じ工場で生産されたという。







日本の近代化遺産、ホフマン式円形輪窯
http://www.town.nogi.tochigi.jp/kankou/rekishi/index.htm
かつて野木町の近代産業を支えた旧下野煉化製造会社の工場の一部。
国の重要文化財に指定されている煉瓦窯は、「ホフマン式円形輪窯」といい明治23年に作られました。現存するものの中で唯一完全な形を保っている貴重な産業遺物です
外形は16角形、高さ約34メートル、周囲は約100メートル。
明治23年から昭和46年までの約80年間、多いときで月408000本もの
赤レンガを焼き上げました。
問い合わせ先
 野木町生涯学習課生涯学習係 電話:0280(57)4188





古河文学館











平成10年に、茨城県内初の文学館として開館しました。大正ロマンの香りが漂う洋館で、歴史小説家・永井路子をはじめとする古河ゆかりの作家の作品や、児童文学史に大きな足跡を残した絵雑誌「コドモノクニ」の原画など、数々の貴重な資料を展示しています。また、資料を展示するだけではなく、誰もが気軽に立ち寄って楽しんでいただける「広場」として、サロンや講座室も設けています。サロンではコンサートや朗読会などを開催でき、講座室は句会、歌会、文学講座などに使用できます。 平成15年には、別館として「永井路子旧宅」も開館しました。永井文学の原点ともいえる永井路子旧宅は、古い商家の趣を残しており、落ち着いたひとときを過ごすことができます。









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