digital_Japanesque連絡用。 ●ある感想から 「わたしに愛おしい古里があって その冬の白さや 夜闇の月光や 夏の緑や風や 命の水を あんな風に 美しく 幽玄に 残してくれる人がいることを知ったら うれしくてきっと涙が止まらないでしょう ほんとうに ほんとうに 素晴らしいです 改めて Japanesque・・一日も早く 待ってる人達のもとに とどけられますように」 4/12/2007 3:45 午前匿名希望
2010年11月3日水曜日
知るかぎり、4人が目撃した紅蓮。
その真っ赤な火の玉のような夕日に気づいたのは抜けにわずかに見えている空の青が消えるまえに撮ろうとスタッフがしゃかりきになっている時だった。テラスの端でふと目を上げたら屋根の間に沈む火の玉の上1/3が。スタッフに言ったら集中がもたなまなると思い、近くにいたクライアントを呼び、教えた。彼女もまた目を丸くしてコトバを失っていた。火の玉は、あっというまに沈んでいった。あんな赤を見た記憶がない。鮮烈だった。名古屋で飯を食いながらその話をしたら、倉持さんが気づいていた。倉持さんに教えられ渡辺も知っていた。その夕日を撮った携帯写真を見せてくれた。こんな色じゃない。まったく違うとつぶやくと、倉持さんが、光が強すぎて色が出ないのだ、と教えてくれた。知るかぎり現場で4人が目撃したことになる。台風13号が崩れ前線と衝突した奄美災害からはじまり台風14号ときわどいすれ違い、竜巻突風の大被害と、金沢/福岡/一宮のピンポイントロケは、異常な気象の隙間を縫うようにして過ぎた。ニッポンの四季の終わりの始まりとなるだろう2010年という年らしい秋の3連戦。なんとかすべて、突破した。そのラストを飾るのに、ふさわしい、紅蓮。くたくたに疲れはしたけど、ま、ふさわしい。いつか撮ってみたい、赤。
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